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ステラルーメンの買い方と取引所選び:まず結論から
日本にお住まいなら、XLMは金融庁に登録された暗号資産交換業者で購入しましょう。金融庁の登録一覧でステラルーメンの取扱いが確認できるのは、登録業者27社のうち11社です。具体的にはbitFlyer、Coincheck、SBI VCトレード、bitbank、GMOコイン、BitTrade、OKJ、Binance Japan、楽天ウォレット、メルコイン、FINX JCryptoで、SBI VCトレードは2026年4月に吸収合併したBITPOINTブランドも運営しています。売買コストを抑えたいなら、円建ての取引所(板取引)がある業者を選びましょう。XLMの板があるのはbitbank、GMOコイン、bitFlyer Lightningです。価格より手軽さを重視するなら、Coincheckのような販売所がいちばん簡単ですが、スプレッド分のコストがかかります。
このページでは各社の特徴、スプレッドと手数料の考え方、そしてトラベルルールのもとでXLMを安全に外部へ送る方法を解説します。市場データや規制、税金については日本のステラルーメン市場ガイドから、初めての方は基本をまとめたステラルーメンの買い方もあわせてご覧ください。
XLMの取扱業者をどう確認したか
取引所の宣伝ページは情報が古いこともあるため、まず規制当局のデータから確認しました。金融庁は、各社が扱う銘柄をすべて記載した暗号資産交換業者登録一覧を公開しています。確認時点の最新版をもとに、bitbank、GMOコイン、Coincheck、OKJは各社の公開API、bitFlyerとBitTradeはCoinGeckoのティッカー一覧で、可能な範囲で実際の取引データも確かめました。
登録一覧からは、XLMを扱っていない業者もわかります。該当するのは16社で、Zaif、BTCBOX、Gate Japan、OSL Japan、Coinbase、そして2026年8月に登録された野村グループのLaser Digital Japanなどです。LINE BITMAXとDMM Bitcoinは一覧そのものに載っていなかったため、この2社をXLMの購入先として勧める古い記事は参考にしないでください。業界団体のJVCEAが公表する月次統計によると、2026年9月のXLMは国内で6番目に多く売買された銘柄で、現物売買代金は73.3億円でした。
販売所と取引所の違い:スプレッドか、手数料か
国内でXLMを買う人にとって、コストを左右する最大の分かれ道がここです。まず「取引所」という言葉には2つの意味があります。暗号資産の交換業者そのものを指す一般的な呼び方と、業者の中にある板取引サービスの名前です。そのため「ステラルーメン 取引所」で検索する人には、「XLMを扱っている業者はどこか」を知りたい人と、「XLMの板があるのはどこか」を知りたい人がいます。このページはその両方に答えます。販売所では、交換業者が取引の相手方です。買値と売値が提示され、その差であるスプレッドが業者の利ざやになります。別途「手数料」がかからないことも多いのですが、スプレッドもれっきとしたコストです。実際の価格ではなく、わかりやすい数字で例を挙げましょう。あるコインの市場価格が100円で、販売所の買値が102円、売値が98円だとします。買ってすぐに売ると、価格がまったく動いていなくても約4%を失う計算です。相場が急変すると、スプレッドはさらに広がります。
取引所(板取引)では、ほかの利用者と売買し、公表された手数料を支払います。たとえばGMOコインのXLMの板では、テイカー手数料0.09%、メイカー手数料−0.03%(つまりリベート)が公表されています。10万円の注文で考えてみましょう。板にある注文と即座に約定する(テイカー)なら、手数料は約90円です。指値注文を出してほかの人に約定してもらう(メイカー)なら、逆に約30円を受け取れます。ただし指値注文と成行注文の違いを理解しておく必要があり、板が薄いと、大きな注文ほど不利な価格で約定しやすくなります。
実践的な目安としては、少額をたまに買う程度なら、販売所の手軽さにお金を払う価値はあるかもしれません。まとまった金額や定期的な購入なら、通常は取引所のほうが割安です。購入ボタンを押す前に、画面上の買値と売値を必ず見比べてください。
XLMを板取引できる取引所
bitbank
bitbankは2020年9月16日からXLMを取り扱っており、XLM/JPYの板を提供しています。直近の確認時点では、CoinGeckoが集計する円建てXLMの板取引で出来高が最も多く、24時間で約8万ドルでした。同社のティッカーでは約47万8,000 XLMが売買されていました。円建てで厚い板を求めるアクティブトレーダーなら、まず候補に挙がる取引所です。なおSBIホールディングスが2026年5月にbitbankの連結子会社化に向けた協議を始めていますが、確認時点では決定していませんでした。
GMOコイン
GMOコインはXLMの板取引を提供しており、公表されている手数料はテイカー0.09%、メイカーは0.03%のリベートです。公開APIによると、最小注文数量は1 XLMです。販売所も併設しています。スナップショット時点の24時間出来高は約30万XLMでした。指値注文を活用してメイカーリベートを受け取りたい方には有力な選択肢です。
bitFlyer
国内最大級の個人向け取引所のひとつであるbitFlyerは、2021年4月1日にbitFlyer Lightningの板にXLM/JPYを追加しました。販売所でもXLMを購入できます。コスト重視ならLightning、手軽さ重視ならシンプルなアプリ、と使い分けるとよいでしょう。直近の確認時点でも、XLM/JPYの取引は行われていました。
OKJ(旧OKCoin Japan)
OKJはXLM-JPYペアを上場していますが、確認時点では板に注文がなく、24時間の出来高もゼロでした。CoinGeckoが記録した最後の約定も数日前のものです。上場していることと流動性があることは別物なので、このルートを使う前に取引状況を確認しましょう。
販売所中心の業者とその他の登録業者
Coincheck
Coincheckは国内でもとくに知名度の高い初心者向けアプリです。XLMは販売所のみでの取扱いで、取引所の通貨ペアには含まれていません。購入は簡単ですが、毎回スプレッドを支払うことになります。最初に少額を買うには十分ですが、金額が大きくなるなら、他社の板の価格と見比べましょう。
SBI VCトレードとBITPOINT
SBIグループのSBI VCトレードはステラルーメンを取り扱っており、サイト上では販売所の価格を掲載しています。現物取引全般では販売所と取引所の両方を提供しているため、XLMが板取引の対象かどうかはアプリで確認してください。2026年4月1日にはビットポイントジャパンを吸収合併し、BITPOINTブランドは継続しています。BITPOINTは2025年7月、BITPOINTとBITPOINT PROでの現物取引、「貸して増やす」サービス、つみたてサービスにXLMを追加しました。
Binance Japan、楽天ウォレット、メルコイン、BitTrade、FINX JCrypto
Binance Japanは金融庁の登録業者で、登録一覧にもXLMが記載されています。BinanceのオーダーブックではXLM/JPYが取引されていますが、Binance Japanの円建てマーケットの仕組みは確認できなかったため、アプリで確かめてください。楽天ウォレットは、登録一覧上の取扱14銘柄にXLMが含まれています。ただしウェブサイトでの確認ができなかったため、取引形式や、楽天ポイントをXLMの購入に使えるかどうかはわかりませんでした。メルカリグループのメルコインも、登録一覧にXLMが記載されています。アプリ型のサービスですが、取引形式は確認できていません。BitTrade(旧Huobi Japan)は、CoinGecko上でXLM/JPYの取引が確認できました。FINX JCryptoも、XLMを扱う小規模な登録業者です。
XLMを扱う国内取引所の一覧
| 取引所 | 金融庁登録番号 | XLMの売買方法 | ポイント |
|---|---|---|---|
| bitbank | 00004 | 取引所(板) | 確認時点で円建ての板が最も厚い |
| GMOコイン | 00006 | 取引所+販売所 | メイカー−0.03%、テイカー0.09% |
| bitFlyer | 00003 | Lightning+販売所 | 2021年4月からXLM/JPY |
| SBI VCトレード | 00011 | 販売所、BITPOINTで現物 | BITPOINTで貸して増やす・つみたて |
| Coincheck | 00014 | 販売所のみ | XLMの板なし |
| OKJ | 00020 | 取引所(板)に上場 | 確認時点の取引はごくわずか |
| Binance Japan | 00031 | 登録一覧に記載 | 円建て市場の仕組みは要確認 |
| 楽天ウォレット | 00015 | 登録一覧に記載 | 取引形式は未確認 |
メルコイン(00030)、BitTrade(00007)、FINX JCrypto(00012)も、金融庁の登録一覧でXLMの取扱いが確認できます。
日本円の入金方法と口座開設
国内の取引所には日本円で入金します。一般的なのは銀行振込とクイック入金(インターネットバンキングからの即時入金)で、コンビニ入金に対応している業者もあります。手数料や対応銀行は業者ごとに異なり、変更も多いうえ、各社の条件は個別に確認できていません。入金前に各社の入金案内ページを読んでください。口座開設には本人確認が必要です。XLMの積立(つみたて)に対応している業者なら、購入タイミングを分散する方法として人気があります。
XLMを送金するとき:メモとトラベルルール
国内の取引所からXLMを送る場合、Stellarネットワーク上の処理は速く、レジャーは約5秒で確定します。時間がかかるのは取引所側の確認手続きです。押さえておきたいルールは2つあります。1つ目はメモです。ほかの取引所に送るときは、受け取り側が指定するメモを正確にコピーしてください。取引所はメモで入金を識別しているため、メモがないとXLMの着金が遅れたり、失われたりするおそれがあります。個人のウォレットでは通常メモは不要ですが、必ず少額でテスト送金をしてから本送金しましょう。仕組みはXLMの送金手数料とスピードで、セルフカストディ型ウォレットの選び方はStellarウォレットガイドで解説しています。
2つ目はトラベルルールです。2023年6月1日から、犯罪収益移転防止法により、暗号資産を送る取引所は送金人と受取人の情報を受け取り側の取引所に通知することが義務づけられました。詳しくはSBI VCトレードのトラベルルールに関するお知らせにまとめられています。対象は指定された国・地域への送金で、それ以外の送金先や個人のウォレットへの送金では、取引所が受取人に関する情報を求めたり、送金を断ったりすることがあります。出金時には、送金先の取引所名やウォレットの種類を申告する前提で準備しておきましょう。
無登録の海外取引所が日本の居住者にとって危険な理由
日本の居住者に暗号資産の交換サービスを提供するには、金融庁への登録が必要です。金融庁は警告を行った無登録業者の一覧を公開しており、Bybit Fintech Limited、MEXC Global、Bitget Limited、LBank Exchangeのほか、2021年に警告を受けたBinance Holdingsも含まれています。Binance Japanはこれとは別会社で、独自に金融庁の登録を受けています。海外業者の一覧は2026年9月に最終更新されています。
無登録のプラットフォームを使うことは、日本の監督の外に出ることを意味します。登録業者は顧客資産の管理や銘柄の取扱いについて金融庁とJVCEAのルールに従う義務がありますが、無登録業者にはその義務がありません。出金を凍結されたり、日本市場から撤退されたりしても、救済を受ける手段はほとんどないかもしれません。税金の面でも違いがあります。予定されている20.315%の分離課税は、新たな金商法の枠組みで登録された業者が扱う暗号資産のみが対象になる見込みです。全体的なルールは規制と安全性のガイドで解説しています。
日本国外にお住まいの方は事情が異なり、お住まいの国で認可を受けた国際的なプラットフォームを使うのが一般的です。各国のガイドはアジアのハブページからご覧いただけます。
XLM取引に向いている国内取引所の選び方
万人にとっての「ベスト」な取引所はありませんが、目的別の向き不向きははっきりしています。円建てで低コストに売買したいなら、板の厚さでbitbank、メイカーリベートを狙うならGMOコインから検討しましょう。すでにbitFlyerを使っているなら、bitFlyer Lightningも良い選択肢です。手軽さを重視して初めて購入するなら、CoincheckやSBI VCトレードが使いやすいものの、スプレッドには注意が必要です。XLMの貸暗号資産や積立を利用したいなら、現在はSBI VCトレード傘下のBITPOINTが両方に対応しています。どこを選ぶにしても、金融庁の登録一覧に載っていることを確かめ、メモを正確にコピーし、長期保有分は自分で管理するウォレットに移しましょう。円建てのリアルタイム価格はXLM価格ページでご覧いただけます。
よくある質問
XLMを扱っている国内の取引所はどこですか?
金融庁の登録一覧では、bitFlyer、Coincheck、SBI VCトレード(BITPOINTも運営)、bitbank、GMOコイン、BitTrade、OKJ、Binance Japan、楽天ウォレット、メルコイン、FINX JCryptoの11社がXLMを取り扱っています。LINE BITMAXとDMM Bitcoinはこの一覧に含まれていませんでした。取扱銘柄は変わることがあるため、口座開設の前に改めて登録一覧を確認してください。
CoincheckのXLMは取引所(板取引)で買えますか?
いいえ。CoincheckはXLMを販売所でのみ取り扱っているため、価格にはスプレッドが含まれます。XLM/JPYの板で売買したい場合は、bitbank、GMOコイン、bitFlyer Lightningが選択肢になります。
販売所と取引所の違いは何ですか?
販売所では、暗号資産交換業者がスプレッドを含んだ提示価格で直接売ってくれます。取引所では、板を通じてほかの利用者と売買し、公表された手数料を支払うため、一般的には割安です。購入前に買値と売値を見比べましょう。
日本からBinanceやBybitを使えますか?
Binance Japanは金融庁に登録された別会社で、登録一覧にもXLMが取扱銘柄として記載されています。一方、金融庁はBybit、MEXC、Bitgetなど複数の海外業者に対し、無登録で日本の居住者にサービスを提供しているとして警告書を出しています。日本の居住者は登録業者を利用してください。
国内の取引所からXLMを送るとき、メモは必要ですか?
ほかの取引所に送る場合は必要です。受け取り側のプラットフォームに表示されたメモを正確にコピーしないと、入金が遅れたり失われたりするおそれがあります。メモが必要な理由はXLM送金ガイドで解説しています。



